食漢庭園

好きなことを好きなようにやるブログ。創作小説を不定期掲載

2008/04/10

優しく毒を吐く食堂で「読書と、私の読書について」

 自分はよく本を読みます。
 高校生になってからは、周りの人間にそう思われていないのだけれども。
 絵を描いたり、小説を書いているせいかな。
 勉強勉強理想勉強不誠実戯言、で、ほとほと現実に嫌気の差してきた近頃は、もっぱら私の大好きな幻想小説を耽読することにしました。
 すなわち、「陶酔」できる文学を。

 私は美文フェチで、「ベストセラー」として巷に溢れる軽薄な文章が大ッッッッッ嫌いであります。
 文章が読みやすければいいもんじゃない。読者をなめてるのか。それとも書く方のアタマが弱いだけか? それに加えてストーリーの骨組みも適当なもんだからますます腹が立ちます。
(ケータイ小説は別です。あれは文学ではなく、女子高生が友達と自分を繋げ、自分を満足させるために作り上げる一種のお遊びです。それで感動が生まれているならいいのですが)
 濃密な文章、これを私は求めているのに……
 今の作家は軽くてスッカスカな文章が多すぎると思いませんか。
 だから私は昔の作家などに走ってしまうのだけれども、友達からは賛同を得られません(笑)。

 映画化されるベストセラー、これだけ見つめて「感動した〜」「面白い〜」なんて言ってるのは損も損、大損で大馬鹿なことであります。
 自分のお気に入りは自分で探しましょう。
 自分だけの領域を持ちましょう。
 世間のベストセラー、他人の理解、そんなもんはクソ喰らえです。
 自称読書家の人、読書家になりたいと思っている人――本を読む人は、自分だけのベストランキングを持ちましょう。(これは漫画・映画の世界でも言えることです)
 何でも自分のことを自分で決めるのはいいことであります。

 そんな私が「娯楽」のために読むのは幻想小説です。
 現実が嫌な私にはぴったりですね(笑)。
 血に似た蜜にどっぷり浸かって見る夢は、酔うことだけを目的に作られたものです。

 今読んでいる本の作家、赤江瀑、これは「普通の」女子高生にとってはマイナーな作家でしょうか。でしょうね。
 虚構で飾り立てられ、噎せ返るほどの芳香を放つ、美しい色に彩られた官能……とでも言いましょうか。
 これは暇つぶしに読みあさるような下賤なエログロナンセンスとは程遠い。
 セックス描写が幻想的というわけじゃない。勘違いしない(笑)。
 民族学を取り入れて作り上げられた魔的で妖しくも美しい作品なのです。
 あー酔える。
 京極夏彦の世界にも同じ手法が取り入れられていますね。

 私が目指す幻想小説は、泉鏡花のようなめくるめく美と幻想の世界です。
 鏡花の描く世界は絵画にも似てなんと妖美なことか……

 読書という行為が学校で奨励されていても、これは自分で見つけて自分で読むから面白いのです。
 でも、確実に言えることが一つ。

 本を読まん人は確実に損をしている。

 麻薬に頼るよりもすぐに別の世界に入って行けますよ。
 というのも、私にとって読書は既に麻薬のようなものでありまして――。

≪ 悪魔試験(12)ホーム悪魔試験(11) 閑話休題 ≫

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リンクさせていただきました

始めまして タロロと申します。
私は極最近ブログを始めたばかりの小説家志望の
主婦です。貴方とは年代が随分違っているとは思いましたが、
小説に対する考え方に共感してリンクさせていただきました。
稚拙な作品だと自覚しておりますが、又覗いてもらえれば嬉しいです。
硬いコメントになってしまいましたが、何しろ初コメントなので、許してください。

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たいやきって美味しいよね。

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